肩が痛い
2020.01.31更新
こんにちは。杉並区阿佐谷でリハビリ、痛みの治療、交通事故治療、
労働災害治療、美容を行っています。整骨院インテグレートの白石です。
当院では、「夜中に肩が痛くて眠れない」、「腕が挙がらない」、
「後ろに手が回らない」という症状の患者様が、数多くリハビリにいらしております。
痛みとともに肩関節周りの膜や靱帯が、炎症を起こした後に硬くなり、
動きを制限するものがいわゆる「五十肩」。
肩の関節において、腕の重みを支える役割を持つインナーマッスル(回旋筋腱板)
が痛むことで、正常な動きが出にくくなる状態を「腱板損傷」といいます。
腱板損傷は、比較的前方からは腕を挙げられるにもかかわらず、
真横に開きながら挙げると、また腕を内側、
外側に捻ることで二の腕の外側に痛みを認めるという特徴があります。
(ケース紹介)
K病院からの紹介 60代女性
腱板損傷と五十肩が合併し、初診時は「前ならえ」がなんとか可能。
手を後ろに回してもお尻の外側までしか届かない状態でした。
夜中の痛みが強く、一晩に4回も目が覚めてしまっていました。
夜中の痛みが消失するまでは徹底したアイシングと腕の管理を指導、
また骨盤や胸郭、肩甲骨の動きを確保する体操を実施し、
約3週間で夜間痛は消失しました。(週2~3回来院)
その後は肩を包む筋肉や靱帯、関節の膜を柔軟にする施術と軽反復運動、
そして痛みのない範囲でのインナーマッスルのトレーニングを開始しました。
(週2回来院)
徐々に痛みを伴わずに横方向への腕挙げが可能となり、
肩甲骨近くまで手が後ろに回せるようになりました。
セルフケアのみならず家事、炊事など、
日常生活は問題なくこなせるようになりました。(週1回来院)
そこから、胸郭(背骨)と肩甲骨の連動体操、二の腕と肩甲骨の連動体操を実施。
痛みと硬さは完全になくなりました。(2週に1回来院)
現在もテニスとゴルフを意欲的に実施されています。
ベストパフォーマンスで、長く続けられるよう、月に1~2回、
身体のメンテナンスにいらしております。
大切なのはリハビリの専門家に相談し、諦めずに続けることです。
「継続は力なり!」
※医師の精密検査や処置が必要と判断した場合は、積極的に専門医を紹介しております。
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