皆さま こんにちは。
南阿佐ヶ谷にある整骨院インテグレートの院長 大沼です。
当院は常勤の理学療法士、看護師、また非常勤の理学療法士が在籍しているという特徴があります。また当院にてリハビリに従事している柔道整復師、鍼灸師、トレーナーも、河北総合病院のリハビリテーション科との交流(見学や勉強会)を通じて、病院でのリハビリテーションの知識と技術、知恵を持っております。
そんな当院には小児疾患、(精神発達遅滞、染色体異常、小児麻痺など)を持った方々が定期的なリハビリに通ってきています。
今回は染色体異常のなかの「ダウン症」に関してお話しします。
ダウン症は正式名を「ダウン症候群」といい、21番目の染色体が1本多い(トリソミー)遺伝子疾患です。
21番目の染色体が1本多いことによる特徴として、上顎が小さく形成される共通点があるため比較的顔つきは似ていますが、当然ながら皆違った顔をしていて同じ顔の方はいません。
発達がゆっくりで、聴覚障害や、心臓、消化器、神経系に合併症を持つ方もいますが全員ではありません。精神面や学習面でもゆっくり発達することがありますが、これも個人差があります。
つまり、全員が同じ症状や障害を持つわけでもないですし、それぞれの方が別々の特徴,または発達のスピードを持っています。
ダウン症でない方も、皆がそれぞれ違った個性や性格、体格、得意な事や苦手な事があるように、ダウン症の方はダウン症という個性と特徴を持った方々なのです。
身体機能面に関して、「筋緊張」(きんきんちょう)という、ひとが皆持っている「筋肉の正常なハリ感」が低く、お腹の筋肉(体の中心に近い部分)がフニャフニャっと柔らかいという特徴があります。この特徴はかなり多くの方に見られるもので、姿勢を保持する際、また動作を遂行する時に必要な「安定感」が得られにくい事が挙げられます。この安定感の少ない事が、座り姿勢や立ち姿勢を崩してしまう原因の一つとなります。胡坐(あぐら)が苦手で、内股の強い正座(とんび座り)をとりやすい事もこの体幹の不安定さが原因となります。結果、側弯症や頚椎症を併発してしまう事があり、場合によっては手術が必要になることもあります。
幼いころから小児科や療育センター等に通われている方が多いと思います。理学療法や作業療法、言語療法などのリハビリを定期的に行った方も多いと思います。しかし、年齢的に成人になるとリハビリに通う場所が極端に少なくなってしまうのが現状です。
もともと代謝機能(体に蓄えたエネルギーを消費する能力)が低い事もありますが、年齢を重ねていくにつれて、さらに代謝低下が加速し肥満になりやすくなってしまいます。動くことが嫌になり、運動不足から疲れやすい身体になり、さらに体重増加につながるという悪循環を招きやすくなってしまいます。
「代謝」という意味ではすこし「からだが年をとりやすい」という特徴があるといえます。
これらの負のサイクルを少しでも断ち切るために、インテグレートではリハビリの専門家がダウン症の方々の継続的な身体のケア、リハビリを行っています!!
定期的なリハビリの目的は、
① おなかの筋緊張を上げる、または最大限維持する
② 背骨、膝、足首回りなど、体を支える場所の変形を予防する
③ 四肢の筋力や、体力の維持または向上を図る
④ 歩行や階段昇降など動作能力の向上を図る
ことです。


もちろん、精神面、学習面の発達が、とてもとてもゆっくりな方もいると思います。
初めての人や初めての環境が苦手で、たくさん時間がかかる人もいると思います。
心と体の調子のいいときや悪いときもあると思います。
インテグレートでは、少しずつでも、ゆっくりでも、一人ひとりのペースに合わせて体のケアが行えるよう心がけています。
ご興味ある方はお問い合わせください。
電話 FAX 03―6383-1886
またホームページのお問い合わせフォームからもご相談可能です。
当院では
外傷後(ケガ)の治療、リハビリ
手術後のリハビリ、
病院でのリハビリ終了後の継続的リハビリ、
脳梗塞や小児疾患など内科疾患のリハビリ、
交通事故後の治療、
労災治療、
小顔 フェイスリフトアップ施術、
ネイルケア、
フットケア
を行っております。
ご興味ある方はこちらへ → 03-6383-1886
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