こんにちは。
杉並区阿佐谷で、「手術前後の運動器リハビリ」、「脳梗塞、内科疾患のリハビリ」、「交通事故治療」、「労災治療」、「ネイルアート、小顔美容」を行っています。整骨院インテグレートの白石です
からだについてのマメ知識を発信します。
~筋編~
【 長母指伸筋 】
カラダの骨や筋肉の名前や触り方。それに関連する障害などを簡単にお話します。
今日のテーマは、手関節の腱鞘炎(ドケルバン病)の要因筋肉の1つ・・・「長母指伸筋」です。
この筋肉は、親指のつけ根にできる三角形の間隙をタバコ窩(別名:スナッフ・ボックス)を構成する筋肉で、このタバコ窩を橈骨動脈が通り、舟状骨が位置するため動脈や骨の指標になる部位でもあります。
手関節の腱鞘炎は、以前投稿しました「短母指伸筋&長母指外転筋」を含めた3つの筋肉が痛みを出しうる筋肉となります。
〔触り方〕
手の掌を下に向けた状態で、親指だけを人差し指から離すように広げていきます。この肢位(状態)から親指だけを垂直に持ち上げてみましょう。その時に親指の指先に向けて伸びる膨隆した腱のようなものが見えると思います。それが「長母指伸筋」です。
ドケルバン病の疑いがある場合は、フィンケルシュタインテストを行ってみてはいかがでしょうか?
◇ ご興味のある方は ➔ http://www.integrate-web.com/